投資信託にだまされるな!?本当に正しい投信の使い方



投資信託にだまされるな!?本当に正しい投信の使い方

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個人投資家必読?
自分が投資を始めて数年したころ(2007)偶然出会った本ですが、今思うと(やや大げさに言えば)投資本の古典の一つになるかもしれません。
著者は経済関係の仕事(記者→ジャーナリスト)ではあるものの、大学の経済学者でもないし、証券会社のプロでもありません。一般の主婦(生活者)に近いと思われる方ですが、それだけに誰にでもわかるレベルで金融商品のからくりを教えてくれます。だからといって内容が薄いかというと、未だこれ以上説得力ある金融機関側の説明を聞いたことがありません。長期投資をするにしろ、短期の投機をするにしろ、一読をお勧めします。
まだ多くの人が(理解していないまま)金融機関にカモられている現状ですが、資本主義社会ですからそのような商品はいずれ市場が淘汰するのでしょう。
本書の難点を言うと、この2年間(?2009)でコストの安いよい投資商品が増えて状況が変化しており、やや内容が古くなっています。来年あたり改訂版を出してもよいかもしれません。

初心者なのでとても勉強になりました
この本は少し前に読んだのですが、
投資信託についてほとんど無知だった者として、いい道しるべとなりました。

タイトルの”だまされるな!”とか、1章の”こんな投信は買ってはいけない”と、少々押しの強い本?!との印象も受けましたが、それらの理由を述べた上で、3章以降ではきちんと投資信託を始めるに当たっての入門的な内容が記されています。しかも、具体的にオススメな投資信託銘柄が記されているのが分かりやすい。

出版から2年経った現在となっては、いわゆるバランスファンドがすでにいくつか出回ってたり、手数料が当時より低くなったファンドが出たりと、その辺は調べる必要があると感じますが、基本的な投資信託への考え方は今でも通用する入門書になると思います。



私の買い方の間違いを指摘してくれました
この本を読んでいると私の株式投信は間違いだらけ。
まず毎月分配型は買っているは、中国株やインド株の株式投信はかっているし・・・
極めつけは新しい株式投信にすぐに手をだすしね・・・
ほんと、間違いだらけです。ちょっと反省・・・
改めて勉強しなおさなきゃって思いました。

良い本だと思いました。
投資信託について、
初心者でもわかるように丁寧に解説してくれています。

よくある投資信託の広告例を挙げ、
「騙されないようにするための注意点」を書いてくれていたり、
「投資信託の費用と目安」について解説してくれていたり、
「オススメの投資信託と販売会社」まで書いてくれています。

少し調べればわかるような内容が大半を占めていますが、
入門書だということを考えれば良くできた内容だと思いました。

2007年の発行ですが、
2009年時点でも、
大まかな流れをつかむには十分だと思います。

私自身、大した知識もない初心者であったということや、
文章も易しく、広告例もカラーで見やすかったということもあり、
個人的な評価としては星5つとさせていただきました。

インデックスファンド礼賛。一種の開き直り?
初心者にはわかりやすい本ですよね。銀行や証券会社なんかの営業トークの裏をついていて、それにだまされて「投資信託ってこんなものかしらん?」と、市場から個人投資家が退場してしまうことを防ごうとしている点では評価できます。でも、アクティブファンドに対する過小評価は何とかならないかなあ。コストが安いインデックスファンドのメリットはわかるけど、結局は「将来の有望株を見出すのは難しい」という事実を「将来の有望株を見出すことは不可能」と拡大解釈して、いわば一種の開き直りの投資を薦めているわけでしょう?応援するに足る有望な企業を探すのがアクティブファンド。それに投資することは、未来社会の建設に協力しているわけだから(もちろん試行錯誤も折り込んだうえで)、その点にも眼を向けなければ。投資をたんに自分の資産を増やすという側面だけからみていたら、こんな風になっちゃうんだろうけどね。




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